最終更新日 2024年10月4日 by iccimm
「何か仕事で役立つ国家資格を取りたい」
「電気主任技術者ってどんな資格?」
「太平エンジニアリングの後藤悟志さんの取り組みが知りたい」
日本では、数多くの国家資格というものが存在をしいています。
代表的なのは医師国家資格であり、このライセンスを持っていれば自由に診察をして多くの人の命を救うことが可能。
または他者の代理人となって裁判をしたり、書類の作成を担える弁護士もあります。
看護師や司法書士・教師から獣医師など、あげるとキリがありません。
2021年現在で計400項目もの国家資格があり、そのひとつひとつでプロと呼ばれる方々がお仕事現場で活躍をされているわけです。
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一般財団法人 電気技術者試験センター
民間資格と国家資格の違い
では民間資格とどう違うのかという疑問が生まれますが、民間の場合は単なる検定という位置づけになるので、プロフェッショナルという呼び方はできません。
カルチャースクールに通って講義を受けるだけでよく、平たく言えば費用さえ支払えばだれでも手に入る技術というわけです。
仕事で活かすこともあまりなく、毎月受け取る月給が増えるという恩恵もありません。
ではどのような資格なら高報酬を獲得して、仕事に張り合いが持てるのでしょうか。
簡単にここである職業をピックアップして、ご紹介をします。
後藤悟志社長も推奨する電気主任技術者とは
それは電気主任技術者であり、日本だけでなくアメリカやイタリア、カナダのイギリスでも存在をしている技術者です。
電気を取り扱うプロで、いまのわれわれの生活には欠かせない物質といえることは、誰でもご存じでしょう。
電気とは1800年に、イギリスの科学者であるエジソンは世界ではじめて生み出したエレクトロエネルギーです。
まだこの当時は火を使って暖をとったり、薪で食事の支度をしてました。
毎日数多くの薪を手に入れないといけないため、木こりという職業の需要が高く、エジソンの親も木こりをしていました。
しかし山深い場所で作業をするため、多くの方が命を落とすという危険性と隣り合わせです。
実際にエジソンの親も冬に山で遭難をして命を落としました。
エジソンはそんな辛さをなくしたいと考えて、研究をした結果に電気を見つけたわけです。
当初は小さな白熱球しか点灯をさせられない微弱な力でしたが、さまざまな科学者が応用をしたことで、現在のような大規模なパワーになりました。
その巨大なエネルギーを自在に操れるのが、電気主任技術者です。
電気技術者の概要
ではここからは、日本における電気技術者の概要と活躍する場所を見ていきましょう。
日本では1960年に、日本国憲法のなかで国家資格としてはじめて記載をされました。
それ以前は無資格でも電気配線を設置したり、ブレーカーを取り付けることができたわけです。
しかし、都心部などではその無資格な人物が施工をしたことで火災が相次ぎ、1945年にはGHQ本部でも全焼する被害があったわけでした。
貴重な資料などがすべて失われたことが相まって、GHQでは電気エネルギーの取扱いは無資格ではおこなえないようにきつく指導をしたわけです。
そして新しく用意をした憲法で国家資格必須となされて、現在に至ります。
電気主任技術者試験について
多くの方は計2つの資格を先に取得をしてから、電気主任技術者試験を受けるのが基本。
まず工業系の学校の入学をして、電気工事士の免許を取得するのが本来の順番です。
学校は高校のほかに高専があり、16歳から19歳の年齢で受験をします。
その後、第二種電気工事士という資格を取得してから、実際に現場に出て仕事をおこなうわけです。
ここで注意をしないといけない点は、電気主任技術者は5年以上の現場経験をした方でないと受験資格がないという点になります。
理論だけを覚えればいいのではなく、実際に現場で技術をフル活用するための配慮で、労務局で厳しく管理をされているわけです。
2021年現在で約4万人程度の方しか電気主任技術者の資格を手にしていない点を配慮しても、非常にハードルが高い資格であることが伺えます。
そのため、多くの現場で人材を求めており、若い方でも初任給が約60万円以上と高いのが魅力。
これからライセンスを取得して実際に働きたいという方も、たくさんいることでしょう。
電気主任技術者が活躍できる場所
ここからは活躍できる場所をご紹介します。
まず電気はどの業界でも必須のエネルギーなので、要はどこでも働けるといえるわけです。
しかし毎日現場で活躍をしたいという場合は、生産工場がおすすめです。
食品から衣料品などを大量に作っている現場では、大型オートメーションマシンがあり、高圧電力を常時使用をしています。
2000ボルト以上の高圧は素人でどうにかできるものではありません。
配線が切れた・スイッチが壊れたというトラブルも日常茶飯事なので、毎日大忙しになること間違いなし。
そしてチームではなく個人で働けるという魅力も兼ね備えている仕事です。
まとめ
独立をして個人事業主になるのにもうってつけで、町の電気屋さんとして家庭に赴いて電球の取り換えや配線工事に挑戦するのも良いでしょう。
プロだからこそ多くの方が頼っており、少ない人材でもあるため、独立をしてもライバルとなる人が少ないのも魅力になります。