東京から2時間で別世界!新潟観光が週末旅行に最適な5つの理由

「今度の週末、どこか遠くへ行きたいな」「でも、あまり移動に時間をかけたくない」——そんなふうに思ったこと、ありませんか?

忙しい毎日を過ごしていると、金曜日の夜には「とにかく非日常を味わいたい!」という気持ちになりますよね。でも、飛行機を使うほどの大旅行は準備も大変だし、日曜の夜には月曜に備えてしっかり休みたい。そんなわがままな週末旅行のニーズに、実はぴったりの場所があるんです。

それが新潟です。

はじめまして、旅行ライターの藤田あかりです。東京を拠点に年間50回以上の国内旅行をしている私ですが、中でも新潟は年に4〜5回は足を運ぶほど大好きな場所。「近いのに別世界」「行くたびに新しい発見がある」——それが、私にとっての新潟の魅力です。

この記事では、新潟が週末旅行先として最高である5つの理由を、私の実体験も交えながらお伝えします。読み終わるころには、きっと新幹線のチケットを予約したくなるはずですよ。

理由1:東京からたった2時間!抜群のアクセスの良さ

週末旅行で最も大切なのは、「移動時間が短いこと」ではないでしょうか。せっかくの休日を移動だけで使ってしまうのはもったいないですよね。その点、新潟は東京から驚くほど近いんです。

上越新幹線で快適な移動

東京駅から新潟駅までは、上越新幹線「とき」に乗るだけ。標準的な所要時間は約2時間5分で、最速の列車なら約1時間37分で到着します。朝8時台の新幹線に乗れば、10時には新潟の街を歩いているというスピード感です。

しかも新幹線なら座席も広く、車内でコーヒーを飲みながらゆったり過ごせます。私はいつも、移動中にガイドブックを読んだり、車窓の景色を眺めたりしているうちに、あっという間に到着してしまいます。

越後湯沢なら最短70分の近さ

「新潟市まで行かなくても十分楽しめる」というのも新潟旅行のいいところ。温泉やスキーが目的なら、越後湯沢駅が便利です。東京駅から最短約70分で到着し、駅を降りればすぐに温泉街が広がっています。

以下の表で、東京から新潟各エリアまでのアクセスをまとめました。

エリア最寄駅東京駅からの所要時間主な楽しみ方
越後湯沢越後湯沢駅約70〜80分温泉、スキー、日本酒
新潟市新潟駅約100〜130分グルメ、酒蔵巡り、古町散策
長岡長岡駅約90〜100分花火、酒蔵、歴史
月岡温泉新潟駅+バス約60分約3時間美肌温泉、街歩き

東京からの距離感としては、京都や仙台と同じくらいの感覚ですが、新潟には「都会の延長ではない、本物の非日常」が待っています。日本海側特有の風土、食文化、雪国の情緒——新幹線を降りた瞬間に「別世界に来た」と感じられるのが、新潟旅行の大きな魅力です。

理由2:全国1位の酒蔵数!日本酒の聖地を巡る旅

新潟と聞いて「日本酒」を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。その直感は大正解です。新潟は、日本酒を語る上で絶対に外せない「酒の聖地」なんです。

89蔵がひしめく日本酒王国

新潟県酒造組合によると、新潟県内には89もの酒蔵があり、その数は全国第1位。一人あたりの清酒消費量も日本一を誇ります。さらに、特定名称酒(純米酒や吟醸酒など品質の高い日本酒)の比率は約70%と全国平均を大きく上回っており、「量より質」を追求してきた新潟の酒造りの姿勢がうかがえます。

代表的な銘柄だけでも、久保田、八海山、越乃寒梅、〆張鶴と、お酒好きなら一度は耳にしたことがある名前が並びます。ただ、89蔵もあるということは、まだ知らない銘酒がたくさん眠っているということ。それを現地で発掘するのが、新潟旅行の醍醐味の一つなんです。

ちなみに、2024年12月には日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。世界的にも注目が高まっている今、新潟の酒蔵を訪れる意義はますます大きくなっています。

駅ナカで手軽に利き酒体験「ぽんしゅ館」

「酒蔵巡りは興味あるけど、あちこち回るのは大変そう」という方には、新潟駅や越後湯沢駅にある「ぽんしゅ館」がおすすめです。ここでは、県内86蔵以上の日本酒をワンコインで利き酒体験できます。

500円でおちょこ5杯分のコインをもらい、ずらりと並んだ利き酒マシンから好きなお酒を選んで注ぐスタイル。辛口から甘口、フルーティーなものからどっしりした旨口まで、自分好みの一本を見つける楽しさがあります。私は毎回「次はどれを試そうかな」とわくわくしながら通っています。

新潟の日本酒の奥深さをもっと知りたい方には、新潟のハイエンドな魅力を発信しているアカウントもチェックしてみてください。地酒や食文化を含めた新潟のハイエンドな情報が随時発信されていて、旅の計画を立てる際にとても参考になります。

理由3:コシヒカリだけじゃない!新潟グルメの底力

新潟のグルメといえば、まず思い浮かぶのは「お米」でしょう。確かに、新潟は米の作付面積・収穫量ともに全国第1位の正真正銘の「米どころ」。でも、新潟の食の実力はお米だけにとどまりません。

ご当地グルメの宝庫

新潟には、他の県では食べられない独特のご当地グルメがたくさんあります。代表的なものを表にまとめました。

グルメ特徴おすすめエリア
へぎそば海藻「ふのり」をつなぎに使った弾力ある蕎麦小千谷・十日町・新潟市
タレかつ丼甘辛い醤油ダレにくぐらせたカツを載せた丼新潟市
新潟ラーメン背脂、生姜醤油、濃厚味噌など多彩なご当地系新潟市・燕・長岡
栃尾揚げ厚さ約3cmのジャンボ油揚げ長岡市(栃尾地区)
笹団子よもぎ餅をあんこで包み笹で巻いた郷土菓子県内各所
イタリアン焼きそばにミートソースをかけた新潟独自の一品新潟市・長岡市

特に私がおすすめしたいのは「タレかつ丼」です。一般的な卵とじのかつ丼とはまったく別物で、薄めに揚げたサクサクのカツを甘辛い醤油ダレにさっとくぐらせ、炊きたてのコシヒカリの上に並べたもの。シンプルだからこそ、素材の良さがダイレクトに伝わります。新潟駅周辺にも名店がいくつかあるので、着いてすぐのランチにもぴったりですよ。

日本海の海の幸を堪能

お米やB級グルメだけでなく、新潟は海鮮も絶品です。日本海で獲れる南蛮エビ(甘エビ)、ノドグロ、冬の寒ブリは、鮮度が命。東京のお寿司屋さんで食べるのとは次元の違うおいしさを、産地ならではの価格で楽しめます。

新潟市の万代エリアにある「ピアBandai」では、鮮魚の直売所と回転寿司が隣り合っていて、朝から新鮮な海の幸を楽しめます。特に冬場は、脂の乗った魚が多く出回るので、食いしん坊にはたまらないシーズンです。

そして忘れてはならないのが、新潟のお米そのものの実力。定番の「コシヒカリ」はもちろん、2017年にデビューした新品種「新之助」も要チェックです。大粒でツヤがあり、コクと甘みが特徴の新之助は、コシヒカリとは異なるベクトルのおいしさ。新潟の飲食店では、この2品種を食べ比べできるお店もあります。

理由4:137か所の温泉天国!心も体もリフレッシュ

週末旅行にはやっぱり温泉が欠かせない、という方も多いですよね。実は新潟県は、温泉地の数が全国トップ3に入る「隠れた温泉大国」なんです。新潟のつかいかたによると、県内には137か所もの温泉があり、30の市町村すべてで温泉が湧出しているという驚きの環境です。

エメラルドグリーンの湯・月岡温泉

新潟を代表する温泉地の一つが、新発田市にある月岡温泉です。最大の特徴は、鮮やかなエメラルドグリーンの湯色。硫化水素イオンの含有量が国内トップクラスで、「美人の湯」として知られています。

入浴後は肌がしっとりすべすべになるのを実感できるはずです。私も初めて訪れたときは、お湯の美しさと肌へのやさしさに感動しました。

温泉街には足湯や日本酒の試飲ショップ、せんべい手焼き体験のお店などが並び、浴衣姿でぶらぶら歩くのも楽しいですよ。新潟駅からバスで約60分とやや離れていますが、その分ゆったりとした時間が流れています。

文学の舞台・越後湯沢温泉

川端康成の名作『雪国』の舞台として有名な越後湯沢温泉。「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」というあの冒頭の場面は、まさにこの地を指しています。

越後湯沢の魅力は、東京から最短70分という圧倒的なアクセスの良さ。駅周辺には温泉旅館が点在し、公営の共同浴場も5か所あるので、日帰りでも十分に温泉を楽しめます。冬はスキーとセットで、春〜秋は自然散策やグルメとセットで訪れるのがおすすめです。

日本海の夕日を眺める・瀬波温泉

新潟県最北端の村上市に位置する瀬波温泉は、日本海に面したロケーションが最大の売り。温泉に浸かりながら水平線に沈む夕日を眺める——これ以上の贅沢はなかなかありません。

環境省が選ぶ「快水浴場百選」にも選ばれた瀬波温泉海水浴場がすぐそばにあり、夏場は温泉と海水浴の両方を楽しめるのもポイント。村上市は鮭の食文化でも有名なので、温泉と食のダブルで大満足の旅になるはずです。

理由5:四季折々の絶景と体験が待っている

「一度行けば十分」とはならないのが新潟の奥深さ。春夏秋冬、それぞれの季節に違った魅力があり、何度訪れても新しい発見があります。

春〜夏の楽しみ方

春の新潟は花の季節。中でも上越市の高田城址公園の桜は「日本三大夜桜」の一つに数えられ、約4,000本の桜がライトアップされる光景は息をのむ美しさです。

夏は日本海の海水浴や、日本三大花火の一つ「長岡まつり大花火大会」が目玉。復興と平和への祈りが込められたこの花火大会は、規模・演出ともに国内最高峰で、毎年約100万人が訪れます。

さらに、越後妻有地域(十日町市・津南町)で開催される「大地の芸術祭」は、里山の自然の中に現代アートが点在するユニークなイベント。清津峡渓谷トンネルの水面に映る「光のトンネル」は、SNSでも話題のフォトスポットです。

秋〜冬の楽しみ方

秋は紅葉シーズン。苗場スキー場とかぐらスキー場を結ぶ「ドラゴンドラ」からは、赤や黄色に染まった山々を空中散歩しながら眺められます。また、十日町市の「星峠の棚田」は、条件が合えば朝霧に包まれた幻想的な風景を見ることができます。

冬は、なんといってもスキー・スノーボードの本場。新潟県内には多数のスキー場があり、特にGALA湯沢スキー場は上越新幹線の駅と直結しているため、東京から最短約75分でゲレンデに立てるという驚異のアクセスを誇ります。パウダースノーの質の高さは、国内外のスキーヤーから高い評価を受けています。

スキーの後は、越後湯沢の温泉で冷えた体を温め、地酒で乾杯——この「スキー×温泉×日本酒」のゴールデンコンボは、新潟の冬旅ならではの醍醐味です。

2024年に世界遺産登録!佐渡島の金山

新潟の見どころとして、もう一つ大きなトピックがあります。2024年7月、「佐渡島(さど)の金山」がユネスコ世界文化遺産に登録されました。江戸時代に日本最大の金産出量を誇り、伝統的な手工業による採掘技術が世界的に評価された、国内26件目の世界遺産です。

佐渡島へは新潟港からフェリーで約2時間30分(ジェットフォイルなら約65分)。週末だけでは少し駆け足になりますが、金曜に休みを取って2泊3日にすれば、世界遺産と島の文化を満喫できます。トキの森公園でのトキ観察や、たらい舟体験、佐渡の海鮮など、島ならではの体験も豊富です。

まとめ

東京から新幹線でわずか2時間。それだけの移動で、これほど豊かな食、温泉、自然、文化が詰まった場所にたどり着ける——それが新潟の最大の魅力です。

改めて、新潟が週末旅行に最適な5つの理由を振り返りましょう。

  • 東京から最速約1時間37分、標準約2時間の好アクセス
  • 酒蔵数日本一の89蔵で、日本酒の飲み比べ天国
  • コシヒカリ、へぎそば、タレかつ丼など、唯一無二のグルメの宝庫
  • 全国トップ3の温泉地数を誇る、隠れた温泉大国
  • 春夏秋冬すべてに魅力があり、何度でも訪れたくなる

「まだ新潟に行ったことがない」という方は、ぜひ次の週末に足を運んでみてください。きっと「こんなに近くに、こんな素敵な場所があったんだ」と驚くはずです。

そして、一度行けばきっとリピーターになる。私がそうだったように。

新潟は、忙しい毎日を頑張るあなたへの、最高のご褒美旅行先です。

最終更新日 2026年2月25日 by iccimm